指揮者・共演者プロフィール



  これまでに、共演した指揮者、ソリスト(一部)の皆さんをご紹介いたします


山岡重信天野哲瀧澤寛古澤泉佐藤泰弘佐々木伸
安念千重子江頭義之三縄みどり大関智子川口静華
富平恭平佐藤宏充大田佳弘水野賢司崎田俊治
小畑朱実 | 岩井理花奈良真潮西田博岸本祐有乃
花崎薫 |




指揮者/山岡重信(やまおかしげのぶ) 元常任指揮者

1931年、東京生れ。1967年、民音指挿コンクールで入賞。
1968年、読売日本交響楽団指揮者。1969年、札幌交響楽団指揮者兼任。
1972年東京都交響楽団指揮者。
1976年9月より一年間、文化庁派遣海外研修員とLて、ドイツ、オーストリアに渡る。
その後、群馬交響楽団の指揮者を経て、1987年よりニュー
フィルハーモニーオーケストラ千葉の常任指揮者。
1979年より日本大学芸術学部研究所教授。


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指揮者/天野 哲(あまの てつ) 元アシスタントコンダクター

神奈川県に生まれる。'92年日本大学芸術学部卒業。音楽学専攻。
'96年同大学院芸術学研究科終了。指揮専攻。
以後、合唱、オーケストラ、オペラ等で研鑚を重ね、現在に至る。
指揮を山岡重信、高階正光の両氏に、音楽学を芦川紀子氏に師事。
当オケではアシスタントコンダクターを勤め、これまでに「市民まつり」(1998)、
埼玉県と(財)埼玉芸術文化振興財団の共催による、彩の国さいたま芸術劇場(与野市)で開かれた「第1回彩の国アマチュアオーケストラフェスティバル」(1999)、「第1回サマーコンサート 〜名曲を集めて〜」(1999)などで共演している。
現在、和光オケほかで指揮、副指揮にあたるとともに、「愛知学院管弦楽団」、「蒲郡フィルハーモニーオーケストラ」の定期演奏会に客演し、好評を博している。


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指揮者/瀧澤 寛(たきざわ ひろし)

1993年、武蔵野音楽大学器楽科トランペット専攻卒業。
在学中より、指揮活動をはじめ、オペラ、オーケストラ、吹奏楽、合唱等、数多くの演奏会を指揮する。
'94年、東京アカデミア:シンフォニカの指揮者として、
チェコ共和国の首都プラハで開催された国際音楽祭〈ヤング・プラハ〉に参加、'96年には、オーストリア演奏旅行に参加、ザルツブルク大聖堂音楽祭及び、モントゼー・サマーコンサート等を指揮し絶賛を博した。
'97年、J・ツィルヒ教授の勧めにより、ドイツ、レーゲンスブルク市立歌劇場に留学、同劇場音楽監督のR・ビルマイヤー氏にその能力を見とめられ、オペラ及びレーゲンスベルク市管弦楽団のアシスタントとして研鑚を積む。
'98年2月帰国。現在、東京アカデミア:シンフォニカ指揮者として活動するとともに、数多くのオーケストラを指揮し、高い評価を受けている。
指揮を末永隆一、松井徹、谷口雄資、J・ツィルヒ、R・ビルマイヤー、I・マシュケビッチの各氏に、
トランペットを福永功氏、作曲法を坂幸也氏に師事。


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テノール/古澤  泉(ふるさわ いずみ)

関西学院大学中退。東京芸術大学声楽科卒業、同大学院独唱科終了(Br)、(旧)西ベルリン国立音楽大学卒業(Ten)、帰国後「椿姫」、「蝶々夫人」、「愛の妙薬」「魔笛」「ジャン二・スキッキ」、「リタ」、「チヤイア」、「第九」、「スタバト・マーテル」(ロッシーニ)、「レクイエム」(モーツァルト)他の宗教曲、オラトリオのソリストとして活躍。
1987年、日中国交正常化15周年記念行事の国際芸術家協会中国公演に参加。
北京上海にて「魔笛」タミーノ役で出演。1988年、日本オペラ協会海外公演、ワルシャワ公演「袈裟と盛遠」(渡辺渡)に出演。
1992年、ウィーン(ムジーク・フェライン)にてFM東京主催、第九演奏会にテノールソロとして出演。
中山悌一、鈴木寛一、ヨハネス・ヘフリン、リヒャルド・グゼルの各氏に師事。
現在、日本大学芸術学部、群馬大学教育学部講師。
日本オペラ協会、二期会会員。
和光市民合唱団指導。


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パス/佐藤 泰弘(さとう やすひろ)

新潟県長岡市出身。
東京藝術大学声楽科卒業、同大学院修士課程及び博士課程修了。
ボリス・ゴドゥノフ』研究により、同大学から博士号を授与される。
96年モスクワ音楽院研究生修了。平成9年度文化庁芸術家在外研修員として渡伊。
90年第21回イタリア声楽コンコルソ金賞、第25回新潟県音楽コンクール大賞、98年第3回オルヴィエート市国際コンクール第2位(1位なし)99年第5回G.シミオナート国際コンクール第2位、00年第5回ヴィッスィ・ダルテ国際コンクール第3位受賞。03年8月、我が国のロシヤ声楽作品の貴重な演奏者として認められ、ロシヤ歌曲賞受賞。

89年芸大オペラ『フィガロの結婚』標題役と東急文化村『魔笛』ザラストロで楽壇にデビュー。
その後『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ及び騎士長、『ウィンザーの陽気な女房たち』ファルスタッフ、『後宮よりの逃走』オスミンなど、オペラ出演は多数。
コンサートではベートーヴェン『第九』、ヘンデル『メサイヤ』、モーツァルト、デュリュフレ、ヴェルディ、フォーレの『レクイエム』、ロッシーニ『小荘厳ミサ』のソロで出演。
99年8月、イタリアのオルヴィエート市マンチネルリ劇場で『ブルスキーノ氏』ガウデンツィオ、10月モスクワ国立児童劇場で『エフゲーニー・オネーギン』グレーミン公で国際的才能を発揮。00年秋には新国立劇場で同役をG.ゴルチャコーワと共演し、その直後、ロシアのカザンに招かれリサイタルを行い大成功。02年にはミラノのカルカノ劇場で『セヴィリアの理髪師』バジーリオを歌う快挙を成し遂げた。新国立劇場新制作の『指輪』では、01年『ラインの黄金』と03年『ジークフリート』のファフナーを歌い、ワーグナー作品にも進出。

03年7月、二期会&ケルン歌劇場共同制作『ばらの騎士』では世界的演出家G.クレーマーと共に難役オックス男爵に挑戦。
デイリー読売では「良くコントロールされた声とユーモラスな演技でオックス男爵を華麗に印象づけた。」と評され、世界に通用するバス歌手ぶりを見せつけた。現在ミラノ在住、東邦音楽大学特任助教授、二期会会員。


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ソプラノ/佐々木 伸(ささき のぶ)

 武蔵野音楽大学声楽科卒業。東京文化会館推薦オーディション合格。音楽会出演。
NHK洋楽オーディション合格。FM出演。第19回民音コンクール人選。
第20回日伊音楽コンクール第1位。第2回ペニアミーノ・ジーリ国際音楽コンクール(イタリア)第2位。
1985年からミラノ留学。1991年、帰国。
 イタリアにおいてガララーテ、ミラノ等でオペラ「蝶々夫人」のタイトルロールを数回出演、ラジオ、テレビ出演、各地でコンサートなど開く。
日本において「カルメン」のミカエラでデビュー、「蝶々夫人」のタイトルロール、
「ジャンニ・スキッキ」のラウレツタ、その他のモーツァルトの「戴冠ミサ」、マーラーの「復活」などコンサートも手懸けている。現在、オペラ、コンサート等で活躍。藤原歌劇団々員。
日本大学芸術学部音楽科講師。丹羽勝海、藤田昌克、東敦子、ロゼッタ・エリー、マルチェッラ・デ・オズマ、ミケランジェロ・ヴェルトリ各先生に師事。

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メゾ・ソプラノ/安念千重子(あんねん ちえこ)

 富山県砺波市出身。東京芸術大学音楽学部声楽料卒業。柴田睦陸、戸田敏子、佐々木成子の諸氏に師事。1961年、新人演奏会、62年ジョイント・リサイタル。
その後、NHK・TVをはじめラジオ、全国各地での演奏会で活躍。
 1973年よりオペラ活動に入り「カルメン」のタイトルロール、「蝶々夫人」のスズキ、「アイーダ」のアムネリスをはじめ「フィガロの結婚」、「椿姫」、「サロメ」「セヴイリアの理髪師」「カヴァレリア・ルスティカーナ」、「ウィリアム・テル」、「へンゼルとグレーテル」「外套」など…。邦人作品では「黒船」、「死神」、「虎月伝」、「葵の上」、「香妃」、「ちゃんちき」、「黄金の国」、「天守物語」、「祝い歌の流れる夜に」、「聴耳頭布」などなど…。二期会、藤原歌劇団、長門美保歌劇団、日本オペラ協会、東京オペラプロデュース、藤沢市民オペラ、横浜シティオペラなど、その活躍の場は広く、音質の豊かさと安定Lた歌唱力、演技力には定評がある。また、ソリストとしても、ベートーヴェンの「第九」やヘンデルの「メサイヤ」、マーラーの「復活」、「大地の歌」などなど…。
 オラトリオをはじめリートの分野でもNHK・FM放送やコンサートなど、活動を続ける一方、最近では、横浜シティオペラの運営委員、横浜音楽文化協会の常任幹事として地域の文化活動にも積極的に取り組んでいる。1979年度第7回ジロー・オペラ賞。二期会会員、
横浜国立大学、洗足学園大学講師。



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PIANO/江頭義之(えがしら よしゆき)

1957年京都生まれ。幼少の頃よりピアノを学ぶ。
京都市立堀川高校音楽課程(現、京都市立音楽高等学校)を経て、京都市立芸術大学音楽学部へ入学。1981年同大学、音楽学部ピアノ専修を首席卒業。
以後演奏活動を開始。数々のリサイタルを開催、好評を博す。

京都音楽協会賞、田中賞、大阪文化祭奨励賞を受賞。
大阪フィルハーモニー管弦楽団、関西フィルハーモニー等と共演。
NHK洋楽オーディション合格。FM, AM放送に出演。
ソロピアノ、室内楽、歌曲伴奏などで活躍。

1999年より作曲活動を再開。様々なるシーンにてオリジナル曲を発表。
ジャンルにとらわれない音楽的教養の深さと直観力、又そのピアノ演奏が醸し出す音の美しさ、情感には定評がある。

2004年「e-sound」を立ち上げ、良いものを残すという理念を基にインターネットによるオンライン配信を開始。
西宮少年合唱団にて自作合唱曲の発表や指揮。バレエ団ピアニストとしての活動。
また、脳科学者・茂木健一郎氏とその講演のなかでピアノ演奏するなど、その音楽活動は多岐を渉っている。

ピアノを 故・園田高弘、辛島輝治、松野稀一、元浜綏子の各氏。
作曲、和声学を故・稲垣静一氏に師事。
大垣女子短期大学、仁愛女子短期大学、神戸山手女子高校音楽科の教職を歴任。

現在、近大姫路大学教育学部こども未来学科准教授。
日本ピアノ教育連盟、神戸音楽家協会、西宮音楽協会 各会員。
兵庫県音楽活動推進会議に所属。西宮少年合唱団指導員。
関西二期会、日本シューベルト協会、神戸波の会、各ピアニスト。


ホームページこちら

レコード芸術9月号に江頭義之氏の演奏について掲載されました。見たい方は右のボタンを押してください。



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SOPRANO/三縄みどり(みなわ みどり)

東京芸術大学卒業。芸大オペラ「ラ・ボエーム」のムゼッタ役でデビュー。
パルコオペラ「フィガロの結婚」のスザンナ、二期会公演「カルメン」のミカエラ、「紳々の黄昏」のヴォ−クリンデ、日本オペラ協会公演「袈裟と盛遠」の白菊他、「椿姫」のヴィオレッタ、「トスカ」のタイトルロール、ドン・ジョヴァンニ」のエルヴィーラ、「魔笛」のパミーナ、「ヘンゼルとグレーテル」のグレーテル、「ツァイーデ」のツァイーデ等、数多くのオペラに出演。コンサートでは各地の主要オーケストラと共演。
また、NHK・FMリサイタルや「題名無い音楽会」(テレビ朝日)にも出演。 
二期会会員。 横浜シティオペラ会員。


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PIANO/大関智子(おおぜき ともこ)

桐朋学園大学附属高校音楽科を経て同学園大学音楽部ピアノ科・演奏学科卒業。
三浦みどり、弘中孝、ジョルジュ・シェボック、ルイ・ヒルトブランの各氏等に師事。
蓼科高原音楽祭賞受賞。第9、10回「沖縄ムーンビーチ ミュージックフェスティバル」参加。
欧州留学中、パリ音楽院教授パラスキベコス氏に師事。
ドイツ・ダルムシュタットにて室内楽を「ダルムシュタット・オーケストラ」首席チェリスト岩本忠生氏に師事。
ルクセンブルグのコンサート出演のほか、室内楽演奏会に出演。
現在、桐朋学園大学附属音楽教室講師。


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ヴァイオリン/川口静華(かわぐち しずか)

志木市在住。4歳よりヴァイオリンを始める。東京芸術大学付属高校、東京芸術大学卒業。
全日本学生音楽コンクール入選、大曲音楽祭総合グランプリほか各地の新人オーディション合格。
奨学金を得てコロラド音楽祭へ。東京ゾリステンヨーロッパツアー、各地の音楽祭に参加。
1999年「彩の国新人アーティスト」に選出され11月28日、埼玉会館大ホールでデビューコンサートを開催,。
2000年2月5日「室内楽の夕べ」をルーテル市ヶ谷で開催。
2000年3月、洗足学園音楽総合研究所「ソリストコース」特別研究員修了。
東京芸術大学器楽科修士課程在学中。
沼田園子、海野義雄、故・久保田良作の各氏に師事。


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指揮者/富平恭平(とみひらきょうへい)


1979年、東京生まれ。青山学院高等部卒業後、東京芸術大学音楽学部指揮科に入学。現在同大学2年。
指揮を田中良和、高関健、小田野宏之、ピアノを安芸彊子、迫明嘉、秦はるひの各氏に師事。
現在数多くのアマチュアオーケストラの指揮者、トレーナーとして活動している。
また、オペラの分野でも東京モーツァルト劇場「フィガロの結婚」、横浜シティオペラ「ヘンゼルとグレーテル」の副指揮、
自身で も「ドン・ジョバンニ」を上演している。

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指揮者/佐藤宏充(さとうひろみつ)

北海道教育大学札幌校音楽科トロンボーン専攻卒業。トロンボーンを余田安弘、真弓基教の各氏に師事。
札幌龍谷学園高校に音楽教諭として勤務し、同校吹奏楽部を指導。
現在、東京芸術大学音楽学部指揮科の在学中。指揮法を佐藤功太郎氏に師事。川崎市民オペラ合唱団常任指揮者。
オペラリリカ八王子副指揮者。みずほフィルハーモニーを指導。


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ピアノ/大田佳弘(おおたよしひろ)

1981年埼玉県生まれ。
2000年、大宮光陵高等学校音楽科卒業。東京芸術大学音楽学部器楽科卒。
1997年、第8回彩の国埼玉ピアノコンクール第1位。
2001年第13回宝塚ベガ音楽コンクールピアノ部門第1位。
2003年、芸術大学内のモーニングコンサートで芸大フィルハーモニアと共演。
これまでに川辺千香子、財満和音、角野裕の各氏に師事。


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バリトン/水野賢司(みずのけんじ)

東京芸術大学卒業。同大学院修了。在学中安宅賞受賞。
伊藤亘行、芳野靖夫の両氏に師事。毎日コンクール2位、日伊コンコルソ2位人賞。
芸大メサイヤのバスソロを歌う。
皇居にて御前演奏を行う。何でもやりたがりの性格でオペラに歌曲に宗教曲、お国は日本、イタリア、ドイツ。
ルネッサンスから現代曲、シリアスな曲からコメディー、子供の歌から演歌までと、節操のないレパートリーを誇っている。
日本人としての特質を生かして?日本語の歌に関しては特別の思い入れがあり、多くの作品に関わって来ている。
大中恩氏をはじめ間宮芳生氏、入野義郎氏、松村禎三氏、吉川和夫氏、青島広志氏、團伊久磨氏、
伊福部昭氏、等の歌曲やオペラを歌う機会を得た。
又、若手作曲家に新作を委嘱して「THE WORLD OF KENJI」のタイトルでユニークなリサイタルを主催する。
淡海悟郎:歌曲集「優しき歌」「暁と夕の歌」「萱単に寄す」「LABONNECHANSON2」「死者の書1・2」「渡し守」「珍・加腐立痴男*」
「ゴフマン物語*」「ラブソングズ*」「マデイソン群の端*」「ちょっとレクイエム*」組曲「追いつめられて*」等、
山本泰久「セロ弾きのゴーシュ」、藤原嘉文「ドン・キホーテ*」「ピエロ*」「コムソーヤの冒険*」、
匿名希望「昔噺・狼と飛脚*」等の曲(*印は水野賢司作詞)
を初演して好評を博し再演される等。舞台、録音、後進の指導等幅広く活動している。
東京音楽大学教授。


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アルト/小畑朱実(おばたあけみ)

東京芸術大学卒業。同大学院修了。文化庁オペラ研修所第8期修了。
学部在学中安宅賞受賞。第3回奏楽堂日本歌曲コンクール第1位。
文化庁在外派遣、及びローム、ミュージュク、ファンデーションの在外音楽特別研修生としてイタリアに留学。
留学中はラクイラ歌劇場で“セヴィリアの理髪師”のロジーナ役で、またパンテオン、バチカンではロッシーニ“ミサ、ソレムニス”のソロで出演。
帰国後は、新国立劇場、二期会オペラの数多くに出演。
また日本の主要な交響楽団との共演も多い。常に安定した歌唱力と的確な役作りで好評される。
また文化庁オペラ公演ではカルメンの主役に抜擢され、各方面から“新しいカルメン像を作り上げた”
と絶賛された。2005年にはドイツにて第九等の演奏会に出演。
ドイツデビューを果たす。古典オペラから現代オペラまで非常にレパートリーは広いが、2005年“トリスタンとイゾルデ”のブランゲーネ役の歌唱は各紙面にて絶賛され、ワーグナー作品への新たな道を開いた。
「ロ短調ミサ」「メサイア」ヴェルディ「レクイエム」等の宗教曲や日本現代歌曲“題名のない音楽会”NHK-FM、NHK-BS出演等、幅広く活躍している。
二期会会員。武蔵野音楽大学専任講師。東京芸術大学非常勤講師。和光市在住。


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ソプラノ/岩井理花(いわいりか)

東京芸術大学及び同大学院修了、1985年第54回日本音楽コンクール第2位、1986年文化放送音楽賞、
1988年ノヴァラ国際音楽コンクール入賞、ティト・スキーパ国際声楽コンクール第2位(1位なし)、
1992年第1回藤沢オペラコンクール第2位、1986年文化放送賞受賞、1995年ジロー・オペラ賞受賞。
1982年「ラ・ボエーム」のミミでデビュー。
1987年より1990年までミラノに留学、レッチェ市のポリテアマ歌劇場において「ラ・ボエーム」のムゼッタをはじめ
「ファウスト」のマルゲリータ、「蝶々婦人」のタイトルロール等を演じる。
帰国後、「ラインの黄金」のフライア、藤沢市民オペラ「トゥーランドット」のリュー、小澤征爾指揮・新日本フィル公演「トスカ」のタイトルロール、「トロヴァトーレ」のレオノーラ、鎌倉芸術舘・若杉弘指揮「撒羅米(サロメ)」「ポッペアの載冠」では、歌舞伎の様式を借りて日本の美意識を息づかせてみせた。
さらに東急文化村での「マダム・バタフライ」、「ワルキューレ」のジークリンデ、「春琴抄」の春琴、新国立劇場「ラインの黄金」、「ヘンゼルとグレーテル」と立て続けに大役を演じ何れも絶賛される。
リリコ・スピントの美声と舞台映えする容姿で、数々の舞台を成功に導いた。
二期会会員。愛知県立芸術大学、東京音楽大学、創造学園大学講師。


 

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指揮者/崎田俊治(さきたしゅんじ)


 指揮法を高階正光、レオポルド・ハーガー、ディター・ヴォルムの各氏に師事。ザルツブルグ・モーツァルテウム指揮者コンクール入賞。韓国国立バレエ団日本公演「カルメン」を指揮し好評を博す。オーケストラだけでなく、オペラ、ミュージカル、合唱の指揮にと幅広く活躍している。現在、東京古典弦楽合奏団の音楽監督、常任指揮者。また東京SGSオペラを主宰し、多くの音楽ファンのために低料金で質の高いオペラ上演を実現している。時空間演出論を研究する、新進気鋭のオペラ演出家

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PIANO/奈良真潮(ならましお)


 武蔵野音楽大学ピアノ科卒業後、ドイツに留学 国立ヴュルツブルク音楽大学においてディプロムおよびコンツェルト・ディプロム取得。
これまでG.オピッツ、G.ザイデル、A.ナセトキン、V.カステリスキ、K.ベッツ、(母)奈良澪子の各氏に師事。
14歳でモーツァルトの〈ニ短調協奏曲〉などのプログラムでデビュー。
その後リサイタル、諏訪中央病院の「ホスピタル・コンサート」(畑中 良輔先生の構成・司会による)などさまざまなコンサートで演奏、現在もドイツで研鑽を積む。また室内楽にも取り組み、シューベルトの<ます五重奏曲>などのプログラムでドイツ十数か所の都市においてコンサートを開催。
 2005年、2007年と2枚のCD(モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ショパン、ヴェルディ−リストの作品による)をリリース。

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指揮者/西田博(にしだひろし)


 東京藝術大学を経て同大学院修了。海野義雄氏等に師事。在院中、名古屋フィルハーモニー交響楽団や山形交響楽団のコンサートマスターを務める。
1974年渡欧。H.シェリング、T.ヴァルガ、W.シュナイダーハンの各氏に師事。76年、W.サヴァリッシュ氏の推挙によりバイエルン州立歌劇場管弦楽団に入団、R.クーベリック、C.ベーム、R.マゼール、S.チェリビダッケ、G.ショルティ、C.クライバー等巨匠の指揮の下で演奏する。79年にはC.エッシェンバッハ氏に迎えられ、ラインランド・プファルツ州立フィルハーモニーオーケストラの第一コンサートマスターに就任、ソリストとしてヨーロッパ各地で同団と共演する。1989年に帰国し、94年まで東京交響楽団にて首席コンサートマスターを務める。現在までにソリストとしてモスクワ室内管弦楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、マインツ室内管弦楽団等と共演、ソロ、室内楽、指揮など活発な活動を続け、CDもBMG、フォンテックからリリースしている。現在、洗足学園大学非常勤講師、東京ヴィヴァルディ合奏団ソロ・コンサートマスター、日本弦楽指導者協会常任理事。アマチュアオーケストラの発展にも情熱的に取り組み、後進の指導に力を注いでいる。

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指揮者/岸本祐有乃(きしもとゆりの)


幼少よりピアノ・作曲・チェロに親しむ。ソナーレコンクールピアノ部門特別賞受賞後、ピアノコンチェルトをオーケストラと共演する機会を得、オーケストラ指揮に興味を持つ。東京大学大学院博士課程在籍中、病を機に音楽の道を志すことを決意し、翌年、東京芸術大学音楽学部指揮科に入学、2009年ウィーン国立音楽大学指揮科卒業。在学中より、St.Petersburg conservatory, MariinskyTheatre, Wiener Volks Operなどヨーロッパ各地で研鑽を積み、故サー・チャールズ・マッケラス氏、ミヒャエル・ユーロフスキー氏、ネーメ・ヤルヴィ氏らの、オペラ指揮をAlfred Eschwe氏、Dejan Savic氏に、合唱指揮をErwin Ortner氏に、指導を受ける。
2009年Kammer Jugend Orchestra Wienを率いて学生オーケストラの祭典Eurochestris音楽祭(フランス)に参加、ハンガリー、ポーランド、スロバキア各地に演奏ツアーを行い、各地メディアに大きく取り上げられる。また、2010年National Art Center(カナダ)2600人超満員のサザンホールにて、NAC交響楽団を指揮し、ピンカース・ズ―カーマン氏に絶賛される。同年バルトーク音楽祭(ハンガリー)に参加、文化芸術に定評のある地元紙に批評家により「非常に的確にまた効果的に、表現力豊かで和声感に溢れる指揮をし、オーケストラをファンタスティックな演奏に見事に導いた」と評された。レイゴ音楽祭(エストニア)、アフィニス音楽祭など各地音楽祭にも参加。Bourgas National Operaにてカルメン、トスカ、ボエーム、蝶々夫人などを指揮。2011年つくばオペラ旗揚げ公演にて椿姫を、2012年東京芸術劇場にてカルメンを指揮。ウィーン在住中には、Arnold schoernberg Chorを指揮、地元合唱団Wiener Steiere Chorのトレーナーも務める。帰国後、湘南合唱祭にて女性合唱団コンセール・アミを優秀賞へ導く。東京芸術大学主催「芸大アーツイン東京丸の内」プロジェクトでは合唱指揮を務めている。アマチュアオーケストラの指導やピアニストとしての活動も精力的に行っている。
2011年4月より、桐朋学園音楽大学、洗足学園音楽大学にて講師。


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チェロ/花崎薫(はなざきかおる)


 東京藝術大学在学中、ドイツ学術交流会給費留学生としてベルリン芸術大学に2年間留学。同大学卒業後、東京藝術大学に復学し卒業。東京藝術大学在学中に安宅賞を受賞。1981年、第50回日本音楽コンクール、チェロ部門第3位入賞。1986年、文化庁在外研修員としてドイツ、カールスルーエ音楽大学に留学。この間、堀江泰氏、E・フィンケ、M・オースタータークの各氏に師事。1989年、エルデーディ弦楽四重奏団を結成、ドイツ、フランス公演を行うなど意欲的に活動している。長年にわたり、新日本フィルハーモニー交響楽団の首席チェロ奏者として、井上道義、S・ゴールドベルク、小澤征爾、C・アルミンクなど歴代の指揮者のもとで、オーケストラを支えた。ソリストとしても、R・シュトラウスの「ドン・キホーテ」などで同交響楽団とたびたび共演。現代音楽のアンサンブル、東京シンフォニエッタのメンバーとしても活躍し、2007年、同シンフォニエッタの定期公演でリゲティのチェロ協奏曲を演奏して高い評価を得た。2011年、新日本フィルを退団し、愛知県立芸術大学准教授に就任。東京藝術大学、武蔵野音楽大学においても後進の指導にあたっている。2011年6月、所属する東京シンフォニエッタがサントリー芸術財団の佐治敬三賞を受賞。また、メンバーの一人を務めるエルデーディ弦楽四重奏団は、ハイドン、メンデルスゾーン、シューマンの作品のCDを発売している。


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